目次
11月12日の経済指標
本日発表予定の経済指標*は上記画像の通りです。また、以下の経済指標は特に重要度の高いものとなりますので、下記時間帯の取引には注意が必要です。
- 16時00分:英国 – GDP
- 22時30分:米国 – CPI
- 25時45分:米国 – パウエルFRB議長発言
11月12日のドル円相場
日足
ドル円の直近3ヶ月の推移は上記画像の通りとなっています。昨日の日足レベルのドル円は小幅な陽線を付けており、移動平均線の中期線と長期線の間に位置しています。引き続き今週の大幅上昇後の高値圏を維持しており、このまま高値圏を維持することが出来れば、再び上値を拡大する可能性も出てくるでしょう。
一方で、移動平均線は未だ下降トレンドの中の調整にも見え、長期線の下に位置していることから、再び下落に転じる可能性もあります。これらのことから、目先のドル円の値幅は、一昨日付けた104円80銭から昨日に付けた105円70銭として、短期足の流れに付いていく形で取引をするといいでしょう。
4時間足
ドル円の直近3週の推移は上記画像の通りとなっています。昨日の4時間足レベルのドル円はややジリ高で推移しており、高値圏の揉み合い商状となりました。この動きで移動平均線の短期線が引き続き上昇してきていますが、中期線以上は未だ横ばい推移となっていることから、明確な上昇トレンドとは言い切れない状態です。
今後の展開としては、104円80銭~105円70銭の中でのレンジ推移と、そのレンジブレイク後のトレンド発生が想定されます。日足レベルではどちらに動いても不思議ではない形となっているため、細かくレンジ圏内で取りに行くか、トレンド発生後に方向感を確認してから、トレンドについていく形を取るのが良いでしょう。
1時間足
ドル円の直近3営業日の推移は上記画像の通りとなっています。昨日の1時間足レベルのドル円は東京市場に値を下げ、105円まで下値を広げたあと、ロンドン市場とNY市場にジリ高となり105円70銭まで戻して、105円40銭でクローズしています。この動きから大幅上昇後の高値圏を維持しており、このままジリ高を続けて、レンジ上限のブレイクによる更なる上値追いも考えられるでしょう。
一方で、上位足では明確な上昇トレンドが発生しているとは言い切れず、再びレンジ下限まで下値を拡大する可能性もあることから、目先は104円80銭から105円70銭までのレンジ相場と見ていき、細かくイグジットする取引としたいところです。
ドル円のトレンド
ドル円の1時間足・4時間足・日足の短・中・長期線と200MAを整理すると下記の通りとなります。
短期線 | 中期線 | 長期線 | 200MA | |
---|---|---|---|---|
日足 | ↑ | → | → | ↓ |
4時間足 | ↑ | ↑ | → | → |
1時間足 | → | → | ↑ | → |
※チャートはMT5より引用しています。
11月12日のユーロドル相場
日足
ユーロドルの直近3ヶ月の推移は上記画像の通りとなっています。昨日の日足レベルのユーロドルは小幅な陰線をつけており、移動平均線の短・中期線にサポートされる形となっています。直近の動きから、足元では売りの流れが続いていますが、移動平均線では依然として中立となっています。
そのため、積極的にショートエントリー出来る地合いではなく、短期足の流れに付いていく形で取引をするといいでしょう。日足レベルで想定される値幅としては、上値は一昨日高値の1.19200、下値は移動平均線の収束しており、昨日付けた1.17400として見ていきたいところです。
4時間足
ユーロドルの直近3週の推移は上記画像の通りとなっています。昨日の4時間足レベルのユーロドルはやや値を下げ、移動平均線の長期線と200MAにサポートされる形となっています。これらの流れから、足元は売りが強いように見受けられますが、現在値は先週の大幅上昇による押し目水準であることから、再び上値を拡大する可能性も考えられます。
そのため、短期足で戻り売りとするか、短期足で反転を確認してからの押し目買いの戦略とし、上値の目標を今週の高値である1.19200、下値余地は昨日付けた1.17400と見ていきたいところです。
1時間足
ユーロドルの直近3営業日の推移は上記画像の通りとなっています。昨日の1時間足レベルのユーロドルは横ばいで推移したあと、ロンドン市場に一時1.17400まで下値を広げましたが、未明に値を戻しており、一昨日の安値の水準である1.17800でクローズしています。
この流れから移動平均線では長期線も下向きに転換しており、下降トレンドを示唆する形となっています。そのため、戻り売りを基本スタンスとして取引に臨みたいところですが、長期足では明確なトレンドを示唆しているわけではないため、トレンドブレイクによる上昇トレンドへの転換には注意が必要です。
ユーロドルのトレンド
ユーロドルの1時間足・4時間足・日足の短・中・長期線と200MAを整理すると下記の通りとなります。
短期線 | 中期線 | 長期線 | 200MA | |
---|---|---|---|---|
日足 | → | → | → | ↑ |
4時間足 | ↓ | ↑ | → | → |
1時間足 | → | → | ↓ | → |
※チャートはMT5より引用しています。