本日のドル円とユーロドルのトレード戦略は以下の通りです。なお、使用しているチャート内のチャネルラインは、赤が週足、黄が日足、緑がそれ以下の足で意識されるラインとして引いた線です。
12月18日の主な経済指標
本日発表予定の重要度の高い経済指標*は下記の通りです。
- 08時30分:日 – 11月 全国消費者物価指数(CPI) [前年同月比]
- 08時30分:日 – 11月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) [前年同月比]
- 08時30分:日 – 11月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く) [前年同月比]
- 15時30分:日 – 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
- 未定:日 – 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
ドル円相場の見通し(12月18日)
環境認識
ドル円の日足と4時間足のチャートは下記画像の通りです。
4時間足&日足
また、テクニカル指標からわかる方向感は下記の通りです。
トレンドの向き | トレンドの強さ | |
---|---|---|
4時間足 | ↓ | 強い |
日足 | ↓ | 弱い |
【日足】
ドル円の日足は引き続き下降トレンドであり、昨日は更に下値を拡大し、チャネルも一段下げています。現在価格はここ数ヶ月での最下限まで達しており、ここでサポートされなければさらに強く下げる可能性があるでしょう。
【4時間足】
ドル円の4時間足は昨日も大きく売られる流れとなり、日足レベルで最下限のレジスタンスラインまで達しています。4時間足では強い下降トレンドを示唆しているため、戻り売りが基本スタンスとなりますが、移動平均線との乖離が広がっているためしっかりと戻りを見てからのエントリーとした方が無難です。
トレード戦略
ドル円の1時間足のチャートは下記画像の通りです。
1時間足
昨日のドル円はNY市場の入りにかけて売り一辺倒の展開となり、一時103円割れを付けましたが、やや値を戻して103.0円台でクローズしています。テクニカル的には全面的に下方向を示唆する形となっていることから、下目線を基本スタンスとして下記のような戦略で取引に臨みたいところです。
一方で、移動平均線との乖離やレジスタンスラインまで達していることから、ショートカバーも入りやすく、突っ込んでの売りには注意が必要となるでしょう。
【トレードシナリオ】
チャネル反発やチャネルブレイクを明確に確認した後に下記価格でのエントリーを想定します。
エントリー | ストップ | イグジット | |
---|---|---|---|
long | 103.3 | 103.6 | 103.1 |
★short | 103.6 | 103.8 | 103.2 |
ユーロドル相場の見通し(12月18日)
環境認識
ユーロドルの日足と4時間足のチャートは下記画像の通りです。
4時間足&日足
また、テクニカル指標からわかる方向感は下記の通りです。
トレンドの向き | トレンドの強さ | |
---|---|---|
4時間足 | ↑ | 普通 |
日足 | ↑ | 強い |
【日足】
ユーロドルの日足は昨日も大幅な陽線を付けており、引き続き上昇トレンドです。今週に入って四日連続で陽線を付けていることや、昨日は節目である1.22000台を維持していることからも、引き続き買いが強い展開となり、1.23000台も視野に入ってきています。
【4時間足】
ユーロドルの4時間足も日足と同様に上昇トレンドで、FOMC後から続けて陽線を付けており、下値の底堅さが伺えます。このような展開から引き続き押し目買いが基本スタンスとなるでしょう。
トレード戦略
ユーロドルの1時間足のチャートは下記画像の通りです。
1時間足
昨日のユーロドルは一日を通してジリ高の展開となり、1.22700まで高値を拡大、その後も高値圏を維持したまま1.22700付近でクローズしています。
この動きで一昨日一段上げたチャネルを維持しており、引き続き上方優位として下記のような戦略で取引に臨みたいところです。一方で、引き続き佳境を迎えているブレクジット関連のニュースや、直近のユーロ高への牽制といったネガティブ要素も含んでいることには注意が必要です。
【トレードシナリオ】
チャネル反発やチャネルブレイクを明確に確認した後に下記価格でのエントリーを想定します。
エントリー | ストップ | イグジット | |
---|---|---|---|
long★ | 1.22200 | 1.22000 | 1.22700 |
short | 1.22100 | 1.22300 | 1.21700 |