本日のドル円とユーロドルのトレード戦略は以下の通りです。なお、使用しているチャート内のチャネルラインは、赤が週足、黄が日足、緑がそれ以下の足で意識されるラインです。
目次
1月19日の主な経済指標
本日発表予定の重要度の高い経済指標(★★★)*は特にありません。
※出典:Yahooファイナンス 経済指標カレンダー
ドル円相場の見通し(1月19日)
環境認識
ドル円の日足と4時間足のチャートは下記画像の通りです。
4時間足&日足
また、テクニカル指標からわかる方向感は下記の通りです。
トレンドの向き | トレンドの強さ | |
---|---|---|
4時間足 | → | 中立 |
日足 | → | 中立 |
【日足】
ドル円の日足は小幅な陰線を付けており、引き続き短・中期線と同水準に位置しています。大きな流れでは下降トレンドですが、直近はドル買いの勢いが優勢となってもみ合い商状となっていることから、安易にショートエントリーが出来る地合いではないでしょう。また、104円を明確にブレイクすると、大きく上値を更新する可能性も出てくるでしょう。
【4時間足】
ドル円の4時間足では、上値も下値もある程度の固さを具現しており、短・中・長期線が収束している価格でもみ合い商状となっています。中長期的なドル安の流れの転換点と見られていることからも、ここから更に上を目指せるかがトレンドが変わるかどうかの節目となりそうです。どちらに振れるかわからない状況のため、明確にブレイクした方向へと順張りすることがメインシナリオとなりそうです。
トレード戦略
ドル円の1時間足のチャートは下記画像の通りです。
1時間足
昨日のドル円は終始方向感のない展開となっており、市場明けとほぼ同水準である103.7円前後でクローズしています。
直近はもみ合い商状が優勢となり、移動平均線も方向感のない展開を示唆しているため、目線を中立として下記のような戦略で取引に臨みたいところです。
【トレードシナリオ】
チャネル反発やチャネルブレイクを明確に確認した後に下記価格でのエントリーを想定します。
エントリー | ストップ | イグジット | |
---|---|---|---|
long | 104.2 | 104.0 | 104.6 |
short | 103.4 | 103.6 | 103.0 |
ユーロドル相場の見通し(1月19日)
環境認識
ユーロドルの日足と4時間足のチャートは下記画像の通りです。
4時間足&日足
また、テクニカル指標からわかる方向感は下記の通りです。
トレンドの向き | トレンドの強さ | |
---|---|---|
4時間足 | ↓ | やや強い |
日足 | → | 中立 |
【日足】
ユーロドルの日足は小幅ば陰線を付けており、引き続き大きな流れは上昇トレンドである一方、足元の米金利上昇によるドル買い優勢の流れから、積極的にロングエントリーできる地合いではないでしょう。また、昨日は1.20000中盤で下げ渋る展開となっていますが、一段下げて1.20000でサポートされなければ1.19000台前半まで視野に入ってくるでしょう。
【4時間足】
ユーロドルの4時間足は黄チャネルを下抜ける動きを見せ、移動平均線の長期線も明確に下抜けており、直近は下げ優位の展開となっています。短期間に大きく下げているものの、昨年は一年を通して大きく値を上げた背景などから、下値余地はまだ大きいと考えられ、1.20000レベルまでは視野に入ってくるので注意が必要です。
トレード戦略
ユーロドルの1時間足のチャートは下記画像の通りです。
1時間足
昨日のユーロドルは終始方向感のない展開となっており、1.20800付近でクローズしています。また、長期足や移動平均線も下降トレンドを示唆しています。
引き続き1時間足レベルでは、直近の値動きなどから目線は下方優位として下記のような戦略で取引に臨みたいところです。
【トレードシナリオ】
チャネル反発やチャネルブレイクを明確に確認した後に下記価格でのエントリーを想定します。
エントリー | ストップ | イグジット | |
---|---|---|---|
long | 1.21300 | 1.21100 | 1.21700 |
★short | 1.21100 | 1.21300 | 1.20500 |
Appendix
ドル円とユーロドル以外について、引いているラインは下記の通りです。
ポンドドル
ポンドドルの1時間足のチャートは下記画像の通りです。
豪ドル/ドル
豪ドル/ドルの1時間足のチャートは下記画像の通りです。
DXY(ドルインデックス)
DXYの1時間足のチャートは下記画像の通りです。