本日のドル円とユーロドルのトレード戦略は以下の通りです。なお、使用しているチャート内のチャネルラインは、赤が週足、黄が日足、緑がそれ以下の足で意識されるラインです。
目次
1月29日の主な経済指標
本日発表予定の重要度の高い経済指標(★★★)*は下記の通りです。
時間 | 国 | 経済指標 | 重要度 |
---|---|---|---|
16時00分 | ドイツ | 10-12月期 国内総生産(GDP、速報値) [前期比] | ★★★ |
16時00分 | ドイツ | 10-12月期 国内総生産(GDP、速報値) [前年同期比] | ★★★ |
16時00分 | ドイツ | 10-12月期 国内総生産(GDP、速報値、季調前) [前年同期比] | ★★★ |
22時30分 | カナダ | 11月 月次国内総生産(GDP) [前月比] | ★★★ |
22時30分 | カナダ | 11月 月次国内総生産(GDP) [前年同月比] | ★★★ |
22時30分 | 米国 | 12月 個人消費支出(PCEデフレーター) [前年同月比] | ★★★ |
22時30分 | 米国 | 12月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比] | ★★★ |
22時30分 | 米国 | 12月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前年同月比] | ★★★ |
22時30分 | 米国 | 10-12月期 四半期雇用コスト指数 [前期比] | ★★★ |
※出典:Yahooファイナンス 経済指標カレンダー
また、本日は週末/月末の五十日となるため、独特のフローには注意が必要です。
ドル円相場の見通し(1月29日)
環境認識
ドル円の日足と4時間足のチャートは下記画像の通りです。
4時間足&日足
また、テクニカル指標からわかる方向感は下記の通りです。
トレンドの向き | トレンドの強さ | |
---|---|---|
4時間足 | ↑ | 強い |
日足 | → | 中立 |
【日足】
ドル円の日足は上ひげ陽線を付けており、短・中期線にサポートされて上昇しているようにも見えます。大きな流れでは下降トレンドですが、直近は下げ渋ると同時に黄チャネル越えまで上値を拡大しており、ここから明確に上方にブレイクすることがあれば104円台後半も視野に入ってくるでしょう。
【4時間足】
ドル円の4時間足では、小さい値幅でのレンジ相場が続いていましたが、昨日は強めに上昇をして黄チャネルをブレイクする形となりました。この動きから移動平均線は上方向に反応しており、高値を維持することが出来れば、強めの上方向へのトレンドへと変化する可能性があるでしょう。
トレード戦略
ドル円の1時間足のチャートは下記画像の通りです。
1時間足
昨日のドル円は東京市場で強めに上昇し、欧州市場で横ばい推移となった後、NY市場でやや値を下げてクローズとなっています。
直近はもみ合い商状が優勢となり、引き続き103.5~104.2円のレンジ相場となっていましたが、一昨日から強めに反応していることから、上方優位として下記のような戦略やレンジ内での短期的な取引に臨みたいところです。
【トレードシナリオ】
チャネル反発やチャネルブレイクを明確に確認した後に下記価格でのエントリーを想定します。
エントリー | ストップ | イグジット | |
---|---|---|---|
long | 104.2 | 104.0 | 104.6 |
short | 104.0 | 104.2 | 103.6 |
ユーロドル相場の見通し(1月29日)
環境認識
ユーロドルの日足と4時間足のチャートは下記画像の通りです。
4時間足&日足
また、テクニカル指標からわかる方向感は下記の通りです。
トレンドの向き | トレンドの強さ | |
---|---|---|
4時間足 | → | 中立 |
日足 | → | 中立 |
【日足】
ユーロドルの日足は小幅な十字線を付けており、引き続き大きな流れは上昇トレンドである一方、足元のユーロ売りの流れから、直近は一段下げての揉み合い商状となっています。また、直近は上値の更新に何度も失敗していることなどから、さらに下値を広げる可能性があるでしょう。
【4時間足】
ユーロドルの4時間足は強く下げて緑チャネルまで下落した後、サポートされてやや値を戻してのクローズとなっています。一方で移動平均線がやや下方優位の展開を示唆しており、安易なロングエントリーは控えたほうがいいでしょう。
トレード戦略
ユーロドルの1時間足のチャートは下記画像の通りです。
1時間足
昨日のユーロドルは東京・欧州市場で若干の下落、横ばいで推移した後、NY市場ではやや値を戻して1.21200付近でクローズしています。
これらの動きや下方緑チャネルをブレイクしていないことなどから、目線は中立やや下方優位として下記のような戦略で取引に臨みたいところです。
【トレードシナリオ】
チャネル反発やチャネルブレイクを明確に確認した後に下記価格でのエントリーを想定します。
エントリー | ストップ | イグジット | |
---|---|---|---|
long | 1.21800 | 1.21600 | 1.22500 |
short | 1.20800 | 1.21000 | 1.20000 |
Appendix
ドル円とユーロドル以外について、引いているラインは下記の通りです。
ポンドドル
ポンドドルの1時間足のチャートは下記画像の通りです。
豪ドル/ドル
豪ドル/ドルの1時間足のチャートは下記画像の通りです。
DXY(ドルインデックス)
DXYの1時間足のチャートは下記画像の通りです。