本日のドル円とユーロドルのトレード戦略は以下の通りです。なお、使用しているチャート内のチャネルラインは、赤が週足、黄が日足、緑がそれ以下の足で意識されるラインです。
目次
2月2日の主な経済指標
本日発表予定の重要度の高い経済指標(★★★)*は下記の通りです。
時間 | 国 | 経済指標 | 重要度 |
---|---|---|---|
12時30分 | 豪 | 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 | ★★★ |
19時00分 | EU | 10-12月期 四半期域内総生産(GDP、速報値) [前期比] | ★★★ |
19時00分 | EU | 10-12月期 四半期域内総生産(GDP、速報値) [前年同期比] | ★★★ |
ドル円相場の見通し(2月2日)
環境認識
ドル円の日足と4時間足のチャートは下記画像の通りです。
4時間足&日足
また、テクニカル指標からわかる方向感は下記の通りです。
トレンドの向き | トレンドの強さ | |
---|---|---|
4時間足 | ↑ | 強い |
日足 | ↑ | 強い |
【日足】
ドル円の日足は4日連続の陽線を付けており、短期線にサポートされて上昇しています。ここ数日の動きで移動平均線の短中期線が上向きとなっており、週足レベルで意識される赤チャネルを越えるほどに上値を拡大していることなどから明確に上昇トレンドに突入したといえるでしょう。短期間の上昇による過熱感も見られるものの、安易にショートエントリーできる地合いではないといえるでしょう。
【4時間足】
ドル円の4時間足では、三日連続で短期線にサポートされながら強めの上昇をしており、黄チャネル、赤チャネルをブレイクする形となりました。やや過熱感があることから新規エントリーがしづらい地合いではありますが、さらに上値を拡大する可能性があることからも押し目買いを基本スタンスとするといいでしょう。
トレード戦略
ドル円の1時間足のチャートは下記画像の通りです。
1時間足
昨日のドル円は東京市場で横ばいとなった後、欧州市場で強めに上昇し、NY市場では高値圏を維持したままクローズとなっています。
移動平均線の中期線にサポートされる形で明確な上昇トレンドとなっていることから、上方優位として下記のような戦略で取引に臨みたいところです。
【トレードシナリオ】
チャネル反発やチャネルブレイクを明確に確認した後に下記価格でのエントリーを想定します。
エントリー | ストップ | イグジット | |
---|---|---|---|
long | 104.9 | 104.7 | 105.3 |
short | 104.5 | 104.7 | 104.1 |
ユーロドル相場の見通し(2月2日)
環境認識
ユーロドルの日足と4時間足のチャートは下記画像の通りです。
4時間足&日足
また、テクニカル指標からわかる方向感は下記の通りです。
トレンドの向き | トレンドの強さ | |
---|---|---|
4時間足 | ↓ | 強い |
日足 | ↓ | やや強い |
【日足】
ユーロドルの日足は大きめの陰線を付けており、引き続き大きな流れは上昇トレンドである一方、足元のユーロ売りの流れから、直近は下げ優位の展開となっています。直近は下げ渋る展開も見せていましたが、昨日意識されるポイントを下抜けていることから、さらに下値を広げる可能性があるでしょう。
【4時間足】
ユーロドルの4時間足は強く下げて緑チャネルを下抜けて、その勢いのままのクローズとなっています。移動平均線でも明確な下降トレンドは示唆しており、今後も下方優位の展開が想定されることから、安易なロングエントリーは控えたほうがいいでしょう。
トレード戦略
ユーロドルの1時間足のチャートは下記画像の通りです。
1時間足
昨日のユーロドルは東京市場で横ばい推移となった後、欧州市場からNY市場にかけ1.20600まで下値を拡大し、その後も値を戻すことができず1.21600付近でクローズしています。
これらの動きや下方緑チャネルを明確にブレイクしていることなどから、目線は下方優位として下記のような戦略で取引に臨みたいところです。
【トレードシナリオ】
チャネル反発やチャネルブレイクを明確に確認した後に下記価格でのエントリーを想定します。
エントリー | ストップ | イグジット | |
---|---|---|---|
long | 1.21000 | 1.20800 | 1.21400 |
short | 1.20900 | 1.21100 | 1.20500 |
Appendix
ドル円とユーロドル以外について、引いているラインは下記の通りです。
ポンドドル
ポンドドルの1時間足のチャートは下記画像の通りです。
豪ドル/ドル
豪ドル/ドルの1時間足のチャートは下記画像の通りです。
DXY(ドルインデックス)
DXYの1時間足のチャートは下記画像の通りです。