本日のトレード戦略は以下の通りです。なお、使用しているチャート内のチャネルラインは、赤が週足、黄が日足、緑がそれ以下の足で意識されるラインとします。
目次
2月5日の主な経済指標
本日発表予定の重要度の高い経済指標(★★★)*は下記の通りです。
時間 | 国 | 経済指標 | 重要度 |
---|---|---|---|
22時30分 | 加 | 1月 新規雇用者数 | ★★★ |
22時30分 | 加 | 1月 失業率 | ★★★ |
22時30分 | 米 | 1月 非農業部門雇用者数変化 [前月比] | ★★★ |
22時30分 | 米 | 1月 失業率 | ★★★ |
22時30分 | 米 | 1月 平均時給 | ★★★ |
本日は米雇用統計、週末、五十日となっているため、独特のフローには注意が必要です。
環境認識(日足)
ドルストレートの日足チャートは下記画像の通りです。
また、テクニカル指標からわかる方向感は下記の通りです。
トレンドの向き | トレンドの強さ | |
---|---|---|
米ドル/円 | ↑ | 強い |
ユーロ/米ドル | ↓ | やや強い |
ポンド/米ドル | ↑ | 弱い |
豪ドル/米ドル | ↓ | 弱い |
米ドル/円
米ドル/円の日足は7日連続の陽線を付けており、引き続き上昇トレンドとなっています。ここ数日の動きで移動平均線が短・中期線と上向きとなっており、週足レベルで意識される赤チャネルを越えるほどに上値を拡大していることなどから、明確に上昇トレンドに突入したといえるでしょう。また、昨日は上昇の幅が再び大きくなっていることなどからも安易なショートエントリーは避けた方が良いでしょう。
ユーロ/米ドル
ユーロ/米ドルの日足は4日連続の陰線を付けており、引き続き下降トレンドとなっています。直近は下げ幅も大きくなっていることや、移動平均線の長期線や1.20000台、黄チャネルも下抜けていることから下降トレンドであると言えるでしょう。
ポンド/米ドル
ポンド/米ドルの日足は十字線を付けており、高値圏での揉み合い商状となっています。移動平均線の短期線と中期線の間に位置しており、上値と同様に下値の固さも具現していることからも目線は中立と言えるでしょう。
豪ドル/米ドル
豪ドル/米ドルの日足は上ひげ陰線を付けており、下に大きく抜けてはいないものの上値の重たい展開が続いています。また、移動平均線の短期線が中期線をデッドクロスしていることや、黄チャネルを下抜いていることからさらなる下落の可能性を含んでおり、やや下方優位の展開が予想されるでしょう。
環境認識(4時間足)
ドルストレートの4時間足チャートは下記画像の通りです。
また、テクニカル指標からわかる方向感は下記の通りです。
トレンドの向き | トレンドの強さ | |
---|---|---|
米ドル/円 | ↑ | 強い |
ユーロ/米ドル | ↓ | 強い |
ポンド/米ドル | → | 中立 |
豪ドル/米ドル | ↓ | やや強い |
米ドル/円
米ドル/円の4時間足は移動平均線の短期線にサポートされる形で上昇しており、引き続き強い上昇トレンドの中にあります。一方で、短期間の上昇による過熱感も出ており、高値での突っ込んでのロングエントリーはしづらい状況と言えるでしょう。そのため、しっかりと押し目を待ってのエントリーとしたいところです。
ユーロ/米ドル
ユーロ/米ドルの4時間足は移動平均線の短期線にサポートされる形で下降しており、引き続き強い下降トレンドと言えるでしょう。また、サポートされるラインを複数下抜けていることなどから、本日更に下げる展開となれば上値が更に遠くなってくるでしょう。一方でやや売られすぎ水準であることから、しっかりと戻りを待ってのエントリーとしたいところです。
ポンド/米ドル
ポンド/米ドルの4時間足は移動平均線の収縮する値での中立商状が続いています。昨日は一段下げる展開となりましたが、指標発表を消化し再び上方のレンジに回帰する形となっています。そのため、レンジ内で細かくイグジットする戦略や、レンジをブレイクしてからのトレンドフォローを待ちたいところです。
豪ドル/米ドル
豪ドル/米ドルの4時間足は移動平均線の中期線にサポートされる形で下降しており、下降トレンドが継続しています。直近は0.76000台で下げ渋る展開を見せていますが、ここを下抜けると強い下落になる可能性があるので注意が必要です。一方で、再び黄チャネルを越える展開となればトレンドが変わる可能性もあるので、流れを見極めたい局面と言えるでしょう。